こんにちは! 創和防音のちくわです!
厨二病感のあるタイトルですが実は真面目な内容です!
今回は、普段人間がどんな音を聴いているのか、また他の動物がどんな音を聞いているのか
聴くことができる音=「可聴周波数」についてご紹介したいと思います。
![音楽を聴く人](https://static.wixstatic.com/media/e4d225_6f27455d26e9421f9063bc5637ccb21f~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_147,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/e4d225_6f27455d26e9421f9063bc5637ccb21f~mv2.jpg)
可聴周波数とは?
一般に人に聞こえる周波数の範囲(可聴域)は、低い音で20Hz、高い音で20kHzくらいまでの間と言われています。
こうした人に聞こえる音を「可聴音」「可聴周波数」と呼び、人の耳に聞こえないほど高い音を「超音波」人の耳に聞こえないほど低い音を「超低周波音」といいます。
聴こえないから関係がない…というわけでもない
音楽などに含まれる超音波(超高域)の音が人間の心を癒す作用を持っているという説があったり、可聴域より高い周波数の音が実際に聞こえている音を、より心地よく感じさせる働きがあることがわかってきています。
DTMをされている方はグラフィックイコライザーなどを通じて体感したことがあるのではないでしょうか?
前になぜレコードの音が良く聴こえるか?というドキュメンタリー番組でもやはり超音波が関係あると言われていました。
逆に低域では(この場合、音というよりかは振動)人を不調にする場合も報告されており、ボイラーや振動する機器において聴こえはしない超低周波が問題となるケースもあるようです。
猫が何もないところを見つめている
よく猫が何もないところをジッと見つめたり、やけに気になっているそぶりを見せる場合があります。
心霊現象?と思う方もいるかもしれませんがこれは猫の可聴域が人間よりも広く、単純に何かが聴こえて気になっている場合が多いようです。
我が家の猫もよくじっとタンスの上を見つめています。怖いのでやめて欲しい…。
他の動物の可聴域
犬
![犬](https://static.wixstatic.com/media/e4d225_35db1e3cd68845f4a31cfcd843f15b13~mv2.jpg/v1/fill/w_68,h_68,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/e4d225_35db1e3cd68845f4a31cfcd843f15b13~mv2.jpg)
可聴周波数 65〜50kHz
低音は少しだけ人間の方がよく聴こえますが高域が人間よりはるかによく聴こえています。
猫
![猫](https://static.wixstatic.com/media/e4d225_5de45fa380f944f4b7915c20dcd9e311~mv2.jpg/v1/fill/w_68,h_68,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/e4d225_5de45fa380f944f4b7915c20dcd9e311~mv2.jpg)
可聴周波数 60〜100kHz
人間よりも犬よりも、はるかによく聴こえています!
馬
![馬](https://static.wixstatic.com/media/e4d225_2ab0a212543f4052a9671abf6f1d99a7~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_147,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/e4d225_2ab0a212543f4052a9671abf6f1d99a7~mv2.jpg)
可聴周波数 55〜33.5kHz
比較的、人と近い可聴域を持っていますね。
イルカ
![イルカ](https://static.wixstatic.com/media/e4d225_41cf65b5fbf34498a313b1e4a403b698~mv2.jpg/v1/fill/w_68,h_68,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/e4d225_41cf65b5fbf34498a313b1e4a403b698~mv2.jpg)
可聴周波数 150〜150kHZ
イルカは〜100kHzまでの高さの音を出して、跳ね返ってくる音から対象物までの距離や、対象物の材質まで調べているそうです。 聴覚もそうですが超高域の音はどのように出すんでしょうね…?
最後に
色々な動物をご紹介しましたが、みなさんいかがだったでしょうか?
可聴域外の音は関係が無いように感じるかもしれませんが人の感じ方、音色の部分には大きく関わってきます。
弊社のように防音の観点だけで周波数を見るのではなく楽器奏者の方も一度勉強してみると新たな発見があるかもしれませんね!