中空構造とは?遮音性能を高める基本~共鳴透過現象についても解説~防音室の遮音性能を高めるためには「質量則」「中空構造」「防振」の3つを組み合わせる必要があります。 今回の記事では「中空構造」について説明したいと思います。
質量則とは?遮音性能を高める基本法則防音室は遮音性能の高い床・壁・天井に囲まれています。 ですが、「遮音性能」は一体どのようにして高められているのでしょうか? 遮音性能を高めるひとつの方法として「質量則」という遮音にまつわる法則を活用する方法があります。 今回の記事ではこの質量則とは何か?について説明します。
ライブハウスFireloopの音響調整 反響とコントロール Fireloop店長の足立さんからのご相談頂いたのは2つの周波数帯でしたが、今回は80Hzにフォーカスして実験を進めました。具体的にどのような状態かを数値的に説明することは難しいのですが、聴覚上「逆相感がある」という表現が一番しっくりくると思います。
防音室のための構造 浮き構造(Box in Box構造)とは?防音室のほとんどで「浮き構造」(Box in Box構造)と呼ばれる構造が採用されています。 これは普通の部屋とは全く異なる特殊な構造です。 浮いているの? なぜそんな構造にするの? 色々な疑問が湧いてくると思いますが、そんな浮き構造について説明していきたいと思います。
音響透過損失とは?「音響透過損失」という言葉は「遮音等級D値」と混同されがちな言葉です。 実際意味するところは似ているのですが、似ているだけで全然違うため、正しく使い分ける必要がある言葉です。 そのため今回は「音響透過損失」という言葉について解説したいと思います。
「防音・遮音・吸音」それぞれの言葉の違いについて説明します。「防音・遮音・吸音」などのワードが良く使われますが、曖昧な使われ方をされていることが多く、その言葉の意味するところが分かりづらい時はないでしょうか? そこで今回は「防音・遮音・吸音」それぞれの言葉の違いについて説明したいと思います。