中空構造とは?遮音性能を高める基本~共鳴透過現象についても解説~防音室の遮音性能を高めるためには「質量則」「中空構造」「防振」の3つを組み合わせる必要があります。 今回の記事では「中空構造」について説明したいと思います。
「音の伝わり方を考える」音を伝える物質「媒質」の種類について音の伝わり方 音とは、物質中を振動(波)が伝わっていく現象です。この振動は物体の周囲にある空気を押し出し、圧縮します。この圧縮された空気の濃い部分を隣の空気がさらに押し出していきます。こうして空気の濃い部分と薄い部分が次々に発生し、波となって伝わる現象を「音」と呼び、この圧力の
質量則とは?遮音性能を高める基本法則防音室は遮音性能の高い床・壁・天井に囲まれています。 ですが、「遮音性能」は一体どのようにして高められているのでしょうか? 遮音性能を高めるひとつの方法として「質量則」という遮音にまつわる法則を活用する方法があります。 今回の記事ではこの質量則とは何か?について説明します。
防音室のための構造 浮き構造(Box in Box構造)とは?防音室のほとんどで「浮き構造」(Box in Box構造)と呼ばれる構造が採用されています。 これは普通の部屋とは全く異なる特殊な構造です。 浮いているの? なぜそんな構造にするの? 色々な疑問が湧いてくると思いますが、そんな浮き構造について説明していきたいと思います。
騒音計には3種類ある?~騒音計の種類について~実は騒音計には種類があることを知っていますか? 騒音計の種類ごとに出来ることと出来ないことがあるため、用途に応じて正しく使い分けをしなければなりません。 今回の記事では騒音計の種類について紹介しながらそれぞれの用途についても説明していきたいと思います。
音響透過損失とは?「音響透過損失」という言葉は「遮音等級D値」と混同されがちな言葉です。 実際意味するところは似ているのですが、似ているだけで全然違うため、正しく使い分ける必要がある言葉です。 そのため今回は「音響透過損失」という言葉について解説したいと思います。